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My Happy Space.

My Happy Space.

記念日

12月3日、アタシの中じゃウエイトの重い記念日(*´・ω-)b

毎年この日を忘れはしない。

遡ること。。。2001年 冬のアイルランドでの出来事です。

Registrars of Civil marriages(民事婚の登録所)はアイルランド各地にあるけれど、
アタシとカレが出向いたのは、当時住んでいたDublin(ダブリン)にある登録オフィス。

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Registrar of Civil Marriages
Sir Patrick Duns Hospital
Lower Grand Canal Street
Dublin 2

Telephone:01 6787114/6787115
Fax:01 6787116
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Daisypath Anniversary Years Ticker

ここで2001年12月3日にMs.Teresa Byrneのもと 籍を入れた。
(彼女のサインがちゃんと Marriage Certificate(結婚証明書) に記載されてる。)

Marriage Certificate

アイルランド方式でGetting Married-結婚するには、その国の掟があるけれど、
ちょっとビックリしたのは、籍を入れるまでには少なくとも3ヶ月の期間を必要としている所だった。

「結婚したい」→「入籍しよう」と思って、直ぐ届け出に行っても直ぐに入籍出来ないって事。

3 month notification form(3か月の届出書フォーム)に必要事項を記入して、
あらかじめオフィスに提出しておく事が必須だった。

そんな事、知ったこっちゃなかったアタシ達。

(まさか、そんな早くに「結婚」の事を考える状況になるとは思ってもいなかったから・・。
下調べも何もあったもんじゃない。(失笑) 随分と駆け抜けていたゎ~、今思えば。 )

籍を入れる前の3ヶ月の猶予期間を計算すると・・アタシの帰国日にギリギリ間に合う感じのまさに ギリギリ入籍。
12月3日に籍を入れて、12月7日には日本へ戻らなきゃならなかったから・・。

あの日は、重たい鉛色の空と寒々しい空気に包まれて、何とも言えない心境だった。

━━もう後戻りはできない━━

一大決心をしたのが、ハッキリいつだったか分からないけど、カレとそういう話になってから
悩んで悩んで悩みまくって、考えて考えて考え尽くして、 出した結論だった。

バスに乗り 保証人の友達を2人引っ張って、オフィスに向かった。

(保証人、2人ってだけでOKなんて・・とってもシンプルだと思った。 シンプル過ぎて (゜Д゜)ぇえ?? って思うほど)

もっと籍を入れる事って、大変な作業だとイメージしてただけに、
「こんなんで大丈夫なの??」って半ば 拍子抜けしつつ、ちょっぴり不安な気持ちで。

オフィスでは、事務的な感じで淡々と儀式のようなものが進んでいった。

( イメージとしては、荘厳な会議室のような部屋で、裁判長(♀)みたいな係りがいて
その人を目の前に、法廷に立ってるような・・(笑) そんな感じ。 スーパー、ドキドキした。)

取り締まってるその女性が、結婚の誓約ごとを唱えて、
アタシとカレも、後に続いて(真似して) 唱えるように指示されたので、教師の後についてオウム返しをする生徒のように、誓いの言葉をたてた。

全てが英語だったのは当たり前なんだけど、 なんとなく~分かる程度のものだったなぁ・・。
( 誓約だけに 言葉が硬いって感じたのはあった。)

全てが終わって、無事 Marriage Certificate(結婚証明書)を(☆ω-σ)σゲッツ。

大事に額に掛けてある

フレームに入れて実家のお部屋の壁に掛けてあります。
確かコレ(証明書)を発行してもらうのに15ポンドとかそれくらいの手数料だったかな~。


帰り道、小雨が降っていたよ…。
嬉しい日のはずなのに、「これでよかったんだよね」って自問しながら、冴えない顔して歩いてるアタシがいた。

無邪気に嬉しそうなカレとは裏腹に。

全てを誰にも相談せずに、決断して実行しちゃった あの年。
それに対する複雑な気持ちは、無視できなかったのよね。 

家族にも一言も言わなかったアタシ。 大胆不敵にも、入籍事後報告

外国人と付き合ってるなんて打ち明けたら、
猛反対されて「直ぐ帰って来い」って言われるのが想像ついちゃったから、カレの存在自体も言わなかった あの頃。


国際恋愛を好まない家族のもとにいる人が国際恋愛をした場合に通る苦難の道

━━どうやって両親を説得しようか━━

そこの部分、アタシは自分本位の突っ走りで、スキップしちゃったのよね。
親にとっては、さぞかし 問題児であったに違いない(汗)

留学から戻ってきた途端、
「チャイニーズのカレと付き合ってました。入籍してきました。」なんて
訳の分からない事を言われちゃうんだから、親も友達もそりゃ驚くよね。

驚かせてしまった人たち、(´・人・)ゴメンナサイ。

最初は、全然信じてもらえなかったし(当然だよね^^;)
それが本当だと確信された時には、「なんてことしてんの!」って大騒ぎだったし(汗)

両親に申し訳なかったことは、やはり 一言でも相談しなかった事に関して。
親としては、きっと話して欲しかったに違いないんじゃないかなぁ…って思うんだよね。

アタシの中では、「打ち明けたら絶対反対されて認めてもらえない」って、そう思ってるところがあった。
だから、突っ走っちゃった。 恋は盲目…┗|*´Д`|┛アァァ

( 固定観念かもしれないけど…。でも、実際、後で母に聞いたら、「そうしてたら、もちろん反対してたわよ」って言われた…(汗) やっぱり? だけど、事後報告だったから、「もうどうしようもない」って諦めた感じだった。)


あの年は嵐のような年だったけど、あの時も、今、振り返ってみても言える事は1つ、

━━後悔してない ━━

そう、辛い時期もあったけど、「カレと一緒にならなきゃよかった」って思うことは無いわ。
これからだって、何が起こるか分からないけど、きっと後悔のない選択をしていくと思う。

━━自分で選ぶ、人任せにしない。━━

自分で選択してると不思議と元気が沸いてくるもの。
例え、その結果が思わしくなくても、後悔にはならないって思うし(*´・ω-)bネッ


カレとは入籍しているものの、知っているのはごく限られた人たち。

両親は、留学中に外国人と勝手に入籍してしまったアタシのことを、親戚・知人を含め世間様にさらす勇気が無いまま…。( できれば 一生隠し通したいくらいでしょう。 そんな事は無理に思えるけど・・。)

一方、カレのお宅はお嫁さんとして、アタシをちゃんと迎え入れてくれている。
そして、カレの親戚中からは 「結婚式はまだなの?」って催促の嵐~(汗)

まだ挙式しておりませ━il||li(っω`-。)il||li━んっ…。

アタシの両親が両親だけに…日本での挙式は無いかもしれない。
だけど、カレの実家はそうもいかない。中国の人、結構 そういう部分は大事にしてる。
きちんとしないとダメだって承知してるので、中国では必ず 挙げるんだろうなぁ…って思ってる。

○年後?になるか分からないけど…。

あんまり年老いた花嫁にはなりたくない(笑)
目標としては、30代半ば頃までになんとか 済ませちゃいたいなー。




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